山号:播曜山(ばんようさん)
院号:恵門院(えもんいん)
寺号:圓應寺(えんおうじ)
本尊:大悲胎蔵生大日如来
宗派:真言宗智山派
當山は、旧鎌倉街道沿いにあり、多摩川の渡し舟のあたりには古くから市場が立っていました。旧地名は古市。鎌倉時代後期より、多摩川と岸辺に暮らす人々を見守り続けて600年のお寺です。
江戸時代の頃には茅葺き屋根のてっぺんにコウノトリが巣を作っていた、と伝えられるほど、この辺りはたくさんの野鳥が飛来していました。
玉川八十八か所専用の御朱印をお授けいたします。お気軽にお参りください。
なお、参詣者持参のご朱印帳に浄書希望の方は、住職が法務により対応できかねることもございます。
予めご承知おきくださいますようお願い申し上げます。
山門をくぐると十三の仏さまに迎えられます。
そして本堂にはご本尊の大日如来さま、客殿には大日如来さまのしもべのお不動さまをお祀りし、墓地の入口には弘法大師、歴史を感じる六地蔵、度重なる多摩川氾濫を供養するための庚申供養塔(大田区指定文化財)が参詣者の気持を和らげます。
総高138cm。寛文十二年に古市場村の人々が建てたものです。
区内に現存する庚申供養塔のなかで青面金剛の像を彫った庚申供養塔としては最古のものとなります。板碑型の石碑に、青面金剛立像を中心に日月や鶏、三猿が刻まれ、江戸初期の典型的な様式の庚申供養塔です。
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