今日、エブリデーラインの9年目が終わりました。
自分の幅をどこまで拡げることが出来るか?
非力の中、悩みながら、もがき足掻いて続けてきました。

過去の一日一日がその日その時の未来であったし、
その未来も次の日には過去となる。
過去は一日一日積み重なって膨らんでいき、
今日は過去を踏まえ、そして過去と対峙させる一枚を描く。
その過去と未来の対峙を見続けることが僕のライフワークであり理想なのだが
果たして理想どおり出来ているだろうか…なかなか難しい限りである。
自分にしか分からないこともあり、自分では気づけないこともある。
とにかく9年続けてきた結果となりました。

日々考えていることですが本当にお陰様で生かされ
続けさせていただいている活動であります。
自分という存在が想像も及ばない“運”の中で、助けられ生きていられることを
この度の震災で改めて考えさせられました。心よりお見舞い申し上げます。
人の役に立つ事ではないですがこれからも感謝をし続け
発見を掴み取りながら自分の出来る制作をし続けたいと思います。
エブリデーライン
10年目は過去を見直し、且つ初心のような挑戦も含め
それ以上にもっと純粋に自分の内から生まれてくるものを
自信を持って表現出来たらとも思っております。
9年の過去と明日から続く未来との対峙です。

毎日見て下さっている方々、本当にどうもありがとうございます。
今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。




平成23年3月31日 都守太朗

『エブリデーライン』

Thinking 71