シルク10-31 (父ディープインパクト 母スペリオルパール) コメント要約

社台コーポレーション清水さん・・・お婆さんはパシフィカス、お父さんはディープインパクト、母の父も世界の良血ティンバーカントリー。この血統だけでも食指が動く一頭なのではないでしょうか?馬体を見ても、線が綺麗な上品さと、容積のある重厚さが上手くマッチしている一頭です。動かしてみても良い意味での緩さが特徴的なとても大きくダイナミックに動ける馬で、さらに気性面でもメリハリのあるタイプですから、やはり芝の中距離で、真価を発揮してくれることでしょう。

佐藤伝二氏・・・アバラの張り、素晴らしいですね、本当に男馬らしい良い馬だと思います。品も良く、垢抜けした馬体、線も良く、動きが非常にいいですね。じっくりと見てやってください。私がどうのこうのいうよりも、この馬の動きを見てください。

私の感想・・・マチカネタマカズラ2010と比べると、こちらの方が大人しい感じで、素直そうな印象を受けました。担当の方に聞いたところ、「繋ぎも立っていないし、今のところ、悪い所も無く順調です。ディープインパクト産駒だから、もう少し、うるさくなっても良いとはおもいますけどね。」
シルク10-37 (父ディープインパクト 母マチカネタマカズラ) コメント要約

ノーザンファーム松橋さん・・・馬の良し悪しを見る場合、体の全体のバランスや毛艶、脚元、などその他いろいろありますが、全ての面で満点を上げられるのが本馬です。募集価格も一番ですが、それに見合うだけの素質があります。そして、でん部に至るしなやかな線が柔軟性のある脚元とあいまってバネがあり、柔らかい動きを作り出しており、父ディープインパクトの姿を髣髴させる一頭です。生まれ変わるシルクホースクラブ。その大将格として、クラシックに名乗りを上げたい一頭です。

佐藤伝二氏・・・非常にこの馬の後肢の力、すばらしいと思います。そしてバランスの良さ。私がどうのこうの言うより、皆さん良く見てください。ちょっとお尋ねしますが、何でこの馬が5000万円で募集できるんですか?市場に出したら、おそらくミリオン、一億はしますよ。本当に素晴らしい馬だと思います。

私の感想・・・こちらの方は、気性が勝っている感じで、一瞬、近寄り難い雰囲気がありました。会員優先期間では、今のところ一番人気だそうです。触らせていただきましたが、今まで触れてきた出資馬たちと比べても、皮膚が薄く、柔らかい感じがしました。「抽選にならなければいいけど。」と呟いたら、担当者の方が、「抽選(になること)が決まったんですか?」と聞かれてしまいました。「いや、一番人気ときいたもので。」と応えると、「人気があって抽選になるかもと聞いたので。」と言ってました。抽選にならなければいいな〜。
の他私の感想
途中経過としては、マチカネタマカズラが1番人気、続いてカメリアローズが人気となっているようです。
2頭とも出資できればいいな。

良く見えた馬は、
シルク10−2(父ウォーエンブレム、母カデンツァ)、シルク10−5(父デュランダル、母デローペ)、シルク10−48(父ウォーエンブレム、母プチノワール)、シルク10−52(父Dansili、母レトU)などです。
他にも良く見えた馬はたくさんいましたが、ディープ2頭に出資ができなかった場合には、この4頭から指名したいと思います。

シルクファルシオンとシルクヴェリタスが馬房にいましたが、いずれも食事タイムで、顔を出してはくれませんでした。
スペリオルパール2010とマチカネタマカズラ2010も同じく食欲旺盛なようで、こちらには見向きもしてくれませんでした。一杯食べて、良く調教して、立派な競走馬になって欲しいと思います。

平成23年秋のノーザンファーム天栄1歳馬見学会


平成23年秋のノーザンファーム天栄1歳馬見学会 平成23年10月22日(土)

 3月11日の震災後、初の天栄ツアーとなりました。ノーザンF天栄までの途中、ところどころで、屋根や壁などがブルーシートに覆われていたり、道路の修復工事が行われていたりと、まだまだ震災の爪あとが残っていました。
震災の影響の他、小雨が降ったり止んだりといったはっきりしない天気となったこともあって、参加者は前回よりは大幅に減って、300人程度だったかと思います。
 10月1日には、天栄ホースパークからノーザンファーム天栄に変りましたが、施設面でも強化が図られているようで、随所に変化を感じました。確実に良い方向に向かっているような気がしました。
自分の馬も結果を残してくれるようになればいいんだけど・・・。